指導者養成講座③ 体験活動指導者のための発声・表現法
1月20日(日)に「指導者養成講座③体験活動指導者のための発声・表現法」
を実施しました。
体験活動を実施する上では、
「人に伝える」、「人前で表現する」という力が必要になります。
学校教育や社会教育など教育の現場に関わる方であれば一度は悩む
テーマではないでしょうか。
劇団ファイ・カンパニーで長年脚本・演出を手掛ける大畑ゆかりさん、
そしてきみかめ職員でもあり、劇団ファイ・カンパニーの団員でもある村岡宏樹さん2名を
講師としてお招きし、発声法や演劇を通して「伝えること」「表現すること」を
学んでいくイベントになります。
まずはじめに、参加者同士の緊張を解いてリラックスしてもらえるように
「アイスブレイク」を体験していただきました。
体も心も温まったところで腹式呼吸を意識した発声練習です。
息を極限まで吐き切って、目一杯息を吸って、発声します。
次にさっそく演劇を通した表現法に入っていきます。
午前は劇団ファイ・カンパニーで実際に使用された劇中の一部のセリフの朗読。
大畑さんに指導してもらい2人1組になって実演していきます。
登場人物の心情や背景を想像しながら、講師の方の指導のもと練習を重ねます。
人数の関係で私も急きょ参加!男の子の役を担当しました。
午後は午前からさらにステップアップした表現法になります。
セリフだけではなく、動作も入れての演技です。
まずはアテレコをしつつセリフなしの演技で流れを一通り確認していきます。
みなさん恥ずかしがる様子がなく、自然体で演技されていてとても楽しそうです。
動きを覚えたら、次に口パクでセリフを入れて
セリフを実際に入れていきます。
最後は、午前午後の指導を通して発表になります。
発表に向けてしばし練習タイム。
さあ、発表です!
同じ内容ですが、各グループの色が出ていて
とても良い時間でした。
今回参加された方は少数でしたが、皆さん熱心に質問されていて
人それぞれ「伝えること」「表現すること」に対して感触があったように感じます。
学校に持ち帰って、これからの生活に生かせるそんな中身の濃いイベントでした。
今年度の指導者養成講座は今回の発声・表現法で終了。
きみかめの今年度の主催もあと少し。
来年度の主催の準備も着々と動き出しています。
今年度も来年度もきみかめをよろしくお願いします!
渡部(なべちゃん)