Archive for 6月, 2016

森っこクラブ②「夏の森遊び♪親子で大どろんこ合戦」

日曜日, 6月 26th, 2016

6月22日(水)、2回目の森っこクラブを実施しました。

前日が雨模様だったため天気が心配されましたが、当日は雨が降ることなく過ごしやすい1日でした。

まずはピロティで簡単な自己紹介と手遊びを行いました。

子どもたちは早く遊びたい様子で、うずうずしていました。

自己紹介の後は、さっそく森の方へ移動しました。

今日のメインは泥あそび!

森の中に泥あそび場とプールの、特設どろんこ会場を用意しました。

今回の森っこクラブはフリースタイル!

泥遊び場と水遊び場で自由に遊びました。

泥の中に裸足で入るのは初めてという子がたくさんいました。

おっかなびっくりで足を入れてみる子、初めての感触に戸惑う子……

でも、ちょっとしたらもう平気!それぞれで興味のある泥遊びをしました。

裸足で歩いてみたり、泥団子を作ったり、不思議な感触を楽しんでいたようです♪

森クラ③

森クラ④

 

遊び終わった後は、あったかいお茶やコーヒーでほっと一息。

持参したお弁当をきみかめで食べて、自由解散しました。

 

参加者もスタッフもみんなどろんこになった1日でした。

普段なかなかできない泥遊び。

たくさん遊んで新しい体験や発見につながれば幸いです。

 

次回の森っこクラブは11月30日(水)、秋の森で焚き火をして過ごします♪

(ご好評につき、現在キャンセル待ちで受付となっております)

秋の森を楽しみつつ、焚き火で美味しいおやつも作っちゃいます。

またみなさんに会えることを楽しみにしています♪

花香(ハナ)

森っこレンジャー②「サバイバル火おこし術をマスター」

日曜日, 6月 19th, 2016

年間企画、森っ子レンジャーの第2回目!

本日、6月19日(日)「サバイバル火おこし術をマスター」を開催いたしました。

 

キーワードは「サバイバル!」

「マッチやライターがなくて、どうやって火を起こすの?」

子どもたちのチャレンジのはじまりです。

 

今回は、1年生~6年生、33名にご参加いただきました。

「一体どうやって火をつけるんだろう?」初めて火おこしする子にとっては

未知の挑戦です。

 

お昼ご飯はカレーライス。

白米は、自分で起こした火を使って炊きます。

火がつかなければ、ご飯は炊けません。まさに、サバイバルです。

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まるで手品をみているかのようです。

火おこし術に見入る子どもたちは「どうやって火がつくんだろう」という、緊張と期待の表情です。

説明を聞く子どもたちは、真剣そのものです。

 

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全ては語りません。自分で試行錯誤して火をつけます。

少し時間が経つと、「火がつかないどうしよう…」という声がちらほら。

それでもあきらめず、班のお友達と協力しあい、自主的に考える子どもの姿は、立派なチャレンジャーでした。

 

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何度も挑戦して、やっとの思いで起こした自分の火。

その火は、どんな火よりも強く輝いて見えたでしょう。

その後は早かったです。大事な火を消すものかと、班一丸となり必死に火を守り、ご飯を炊きます。

 

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一人一つ、アルミ缶を切り開き作った簡易飯盒。

真っ白いご飯が顔を出した瞬間、子どもたちの目がきらっと輝きました。

アルミ缶の底のご飯粒まで残さず取り出す子どもたちの姿に、今日の頑張りが伺えます。

 

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お昼ご飯のカレーは、「味はどうですか?」と聞くと、達成感にあふれた表情で「おいしい!」と答えてくれました。

お昼の後は、まだまだ、サバイバルチャレンジ!

もしも、飲み水がなくなったら…。写真はペットボトルを使った簡易ろ過装置を試す子どもたちです。

他にも様々な方法を教わりました。「え~、飲めないよ~」、そんな声も聞こえましたが、

「もしも」のときをイメージしてのチャレンジです。(*ろ過した水は飲んでいません)

飲み水が簡単に飲めるありがたみを少しでも感じてもらったことでしょう。

 

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チャレンジする子どもの姿は様々でした。

自分で考え、悩み、挑戦する今日の体験が

明日の子どもたちの自信や、自然への興味に繋がれば幸いです。

 

次回の森っこレンジャーは、

9月24日(土)「森っこレンジャー③ 夜の森で生き物さがし」

キーワードは「生き物!」夜の森を探検して、動物や虫たちをさがしてみよう!

 

皆様のまたのご参加をお待ちしております!

 

緋田(さぼてん)

ピッツァdeスイーツ!!

水曜日, 6月 15th, 2016

6月12日(日)、主催事業で「ピッツァdeスイーツ」を実施しました。

食べ物イベントは大人気!17組60名の方にご参加いただきました。

「ふんわり豆腐のブルーベリーピッツァ」と「カマンベールとバナナのバジルピッツァ」の2種類のレシピをご用意したほか

クリームやいちごジャムなどのスペシャルトッピングもご用意しました!

ピッツァ①

6種類のトッピングを、班ごとにじゃんけんで争奪戦!

(一番人気は「アイスクリーム」でした。)

 

今日のピッツァの作り方はとってもシンプルです。

材料を混ぜて、こねて、伸ばしてトッピングをして焼くだけ。

 

ピッツァ②

小さな子どもたちも大活躍!

初めて出会ったお友達ともすぐに仲良しなりました♪

 

ピッツァ③

焼くのはドラム缶で作った特製ピザオーブン。

早いものは3分ぐらいで焼けてしまいます。

自分たちの班が焼けるまで、ドラム缶の火をじーっとみている子も。

 

ピッツァ④

どの班もトッピングに工夫を凝らし、素敵なピザが完成しました★

上手に交渉をして、スペシャルトッピングを交換している班もありましたよ。

 

2時間の短い時間でしたが、おいしいものをみんなで作る活動は

初めて出会ったひとたちの距離をとっても近づけてくれたようです。

 

ぜひみなさんご自宅でも、色々なトッピングでスイーツをお楽しみください♪

 

齋藤(みら)

お父さんのためのDIY入門 石窯をつくろう

月曜日, 6月 6th, 2016

昨日、君津亀山少年自然の家 創立30周年記念事業

お父さんのためのDIY入門「石窯をつくろう ~基礎作り編~」を実施いたしました。

定員10名に対して、たくさんの申込みありがとうございました。第1回目は少し定員枠を広げ、15名の参加者で実施いたしました。

 

このイベントでは3回に分けて、耐熱レンガを使って2基の石窯(レンガ窯)を作り上げる工程をワークショップ形式で行っていきます。

午前中は、講師が過去に作り上げた石窯の写真を見ながら、石窯づくりの構造や作り方を学び、午後から基礎作りの実践に取り組みました。

ご参加いただけなかった皆様にも分かるように、昨日の内容を紹介します。

まず、今回作成するのは「2層式」の石窯です。2層式というのは、簡単に言うと、火を焚く場所と食材を焼く場所が分かれている窯のことです。これが分かれていないものは1層式になります。こちらでは十数枚のピザを一気に焼くこともありますので、温度調整が比較的簡単な2層式を選んでいます。

今回の施工場所は床面がコンクリートだったため、ドリルで穴をあけ鉄筋を打ち込んでいます。

ここに土台となる重量ブロックを3段積み上げます。重量ブロックにはモルタルをつかっています。ブロックを載せるごとに水平器で水平を確認します。細かな調整は、ゴムハンマーでブロックをたたいたり、目地にモルタルを追加したり…、これがなかなか大変な作業です。

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ブロックを3段積んだら、 縦に入っている鉄筋と十字になるように、横に鉄筋を入れ、鉄筋同士を針金で固定します。横に入れる鉄筋は3段目のみにいれています。さらに、その上にブロック板を置きます。(今回使用したのは、鉄筋入りの土留め板です)

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その上には火床(火を焚く場所)となる耐火レンガを目地をあけずに置き、上から耐火モルタル(アサヒキャスターという製品を使用)をかけ、目地に入れて固定しました。

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さらにそこからレンガを3段積み上げ、焼き床の土台とします。※昨日は使用する耐火モルタルが途中で足らなくなったため、2段目で終了しています。

また、焼き床にはコンパネと垂木を使い、780×780×500の枠を作り、そこに耐火モルタルを流しこみ作成しました。下の写真は2基分のものなので、乾燥後に半分にグラインダーでカットします。

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昨日は午後から作業開始。16:30までで写真のような土台部分が完成しました。

次回は8月。焼き床を完成させ、その上にアーチ状の屋根を作っていきます。

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何もなかったところに、人の手でどんどん形が作られていく。重量ブロックも耐火レンガもモルタルも、材料や道具など重い物が多いのでかなりの重労働ですが、こうして形が見えてくるとワクワク感がとまりません。完成・火入れは11月の予定ですが、今から楽しみです。

 

庄司達哉