アドベンチャーエコツアー~ゴミの行方を知ろう~
土曜日, 1月 30th, 2010今日は、天候に恵まれ、参加者38名(子ども22名、大人16名)で
君津亀山少年自然の家と新井総合施設株式会社 君津環境整備センターとの共催事業 、
また千葉自然学校環境学習開発委員会 協力で「アドベンチャーエコツアー~ゴミの行方を知る~」を行いました。
少年自然の家「初」の試みです!
午前中の体験①君亀で鉄作り!
実際に鉄を作ることから産業廃棄物ができる体験を行いました。
ナビゲーターとして「ブライあん博士」に登場してもらいました。
ブライあん博士による説明。
砂の中にある砂鉄の取り出し。
お皿に残った砂は、産業廃棄物になります。
取れた砂鉄にアルミニウムと硝酸カリウムを混ぜます。
テルミット反応の様子。
燃えかすも産業廃棄物になります。
塊を金槌でたたいて鉄を探しました。
お皿に残ったくず、回りに飛び散ったくずも産業廃棄物になります。
鉄作りで出た産業廃棄物は、家族ごとに袋に入れて、午後から向かう「産業廃棄物 最終処分場」に持って行くことに!!!
午前中の体験②「穴を測ろう」
家族ごとに君亀にある大きな穴「遊水地」の大きさを測りました。
この体験から、午後から行く「産業廃棄物 最終処分場」は、
君亀にある大きな穴「遊水地」が50個も入ってしまうことが分かりました。
午後は、「「産業廃棄物 最終処分場」の君津環境整備センターへ、アドベンチャーエコツアーに出かけました。
バスでの移動中は、君津環境整備センターのクイズタイムとなりました。
さぁ、いよいよ君津環境整備センターに到着!
ここでは、皆さんに処分場の役割について実験やゲーム、クイズを通じてご紹介しました。
君津環境整備センターでも、博士が登場してくれました。
その名も「ドクターGR!!!!」
まずは、処分場に敷かれているシート、遮水シートについてです。
遮水シートについて、クイズと実験を通じてご紹介しました。
自己修復シートの実験。
穴が空いて水が漏れても、修復できる仕組みになっていました。
実際の処分場に鉄作りでできたゴミを捨てました。
実験で、オレンジジュースのよう濁った汚水が実験によりキレイに。
処分場で出た汚水に「凝集剤」を入れて、水を浄化し川に流しています。
汚水をキレイな水にし、めだかを救うゲーム。
無事、めだかを救うことができました。
最後に会議室でまとめを行いました。
ドクターGRから詳しい説明があり、その後質問タイムをとりました。
振り返りシートに記入中。
今回のツアーが、目に見えないゴミ「産業廃棄物」の行方を知り、これから皆さんと一緒に
産業廃棄物について考えるきっかけになれば幸いです。
皆さんご参加ありがとうございました。
(塚本)