世界天文年2009スペシャルイベント 「日食を見よう!」
世界天文年2009 スペシャルイベント「日食を見よう!」
参加者:52名
天気:雨⇒くもり
今日は、日本中で、また世界でも注目されてきた「日食」の日でしたね。
みなさんの地域は、いかがでしたが? 欠けた三日月のような太陽が見えましたか?
でもきみかめは、朝から雨模様。
残念ながら、実際には日食を目にすることはできませんでしたが、様々な道具を使った観察のしかたや楽しみ方をお伝えしました。
またクラフトや、午後からは夏の星空紹介ということで、大きく宇宙の神秘に触れてもらう活動をしていきました。
まずは、日食についての簡単なクイズ。
1.「日食って何?」 ということで、3択クイズです。①太陽が地球を食べる? ②太陽が月を食べる ③べあ(スタッフ)が太陽を食べるという問題でスタートしました。正解は、②「太陽が月を食べる、つまり月を隠す」ということです。
2.「今回見えるはずの日食はどれでしょう?」・・・①金環日食 ②部分日食 ③皆既日食・・・や、
3.「太陽を観察するときに必要なものは?」 ・・・①サングラス ②虫メガネ ③日食メガネ・・・というと、 もちろん正解は③日食メガネです。
⇒こちらのスタッフが「べあ」。
そして、日食のことにもう少しわかりたい人のために、模型を使いながら日食について深めました。
次は、実際の日食の観察で使うはずだった道具を試しながら、進んでいきます。
⇒日食メガネはかけみて、「黒くて全く見えないこと」をまずはチェック!
また、見えるはずだった日食の様子や現象を映像で見ていきました。
やはり、きみかめ周辺での部分日食最大11:13分は、雨からくもりに変わっていましたが、
残念ながら日食には、お目にかかれませんでした。
今度は、気を少し取り直して、クラフトです。
雨の日でも、部屋の中でも見える星座をみんなで作っていきました。
さて、どんな星座ができたでしょう?
のぞいてみると、きらきらした光る星座でした。
夏の空に輝く星座もこれで、迷うことなく探せますね。
そして、午後からは、プラネタリウム室で夏の星空の鑑賞。
きみかめのプラネタリウムは、何度か来たことのあるという人、今回が初めてという人にも、どちらにも楽しんでもらえたようです。
最後は、今日の「皆既日食の生中継」を少しだけご紹介できました。
⇒こちらが皆既日食です。
参加の子どもたちからは「ダイヤモンドリングがきれいだった」や、「プロミネンスの大きさ(地球の数個分の高さに匹敵する)がすごい」と互いの感想を発表してもらい、
今日の「日食を見よう」は終えました。
今回の参加者のみなさんに、ほんの少しでも、宇宙の大きさ、偶然性、不思議さにふれていただけた1日になったのではないでしょうか。
そして、次は3年後。「金環日食」が控えていますね。 ぜひ次回は、自分の目で見たいものですね♪ お楽しみに! (白土)